« ENTREZ LENTEMENTーゆっくりお入りください | メイン | パセリのブーケ »

アフガニスタン絨毯 デザインワークショップ

chauve-souris-tapis.JPG45×45㎝


一風変わった この絨毯は、3年前にオーダーしたもの。
好みのデザインで絨毯をオーダーするなんて、贅沢なようですけれど、実は こんなプロジェクトに賛同して実現しました。

世界でたった一枚、自分のために織られる絨毯をオーダーしてみませんか、と今年もMOGU VILLAGE Project が参加を呼びかけています。

ペルシャ絨毯の源流を成す といわれるアフガニスタン絨毯。
1日に織ることができるのは、60cm幅の絨毯で たった 3cmという完全な手作業だそうです。
写真の「蝙蝠の絨毯」も なるほど しっかり 織り上がっています。
100年使ってもくたびれない堅牢さ。
しかも、図柄は好きなようにデザインできます。

前回は1/2の縮尺でデザイン画をおこさなきゃいけなかったのですが、今回は 適当に描けばいいのだそう。
この時も展示があったのですけれど、それぞれシンプルなのや、とても細かい図柄のものがあったりして、面白かった。(因みにどんなに細かいのも そうでないのも値段は同じ・・)
子供の絵を そのまま使ってあったり、書を文様にした絨毯もありました。


私たちが絨毯をオーダーすることによって、アフガニスタンの人たち には就労の機会が生まれる という素晴らしいプロジェクト。
完成した絨毯は伊丹市立工芸センターで、2008年2月7日〜3月2日まで展示されます。


また、デザイン指導が受けられる grafの服部滋樹氏によるワークショップも開かれます。

デザインワークショップ

2007年5月19日(土)14:00〜17:00
会場 伊丹市工芸センター 072-772-5557
参加費 2000円
絨毯作成費 12800円(45cm×45cm) 32800円(60cm×90cm) 98000円(100cm×150cm)

なお、このワークショップに参加しなくても、絨毯のオーダーはできます。
詳しくは伊丹市立工芸センターまで。


chauve-souris-fenetre.JPG

ところで、絨毯の蝙蝠マーク?は、愛書狂の 'ご趣味' です。
絨毯の図柄の なんだか解読不可能な白っぽい文字はロベール・ド・モンテスキュウのサイン。
蝙蝠はモンテスキュウの詩集のタイトル 'Les chauve-souris' から らしい。
蝙蝠は愛書狂の書庫↑や煎茶室の引き戸↓にも数匹生息しております。

kafumori.JPG

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.couturelight.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/84