昨秋のジュエリー展の出品作です。
夏にPCがクラッシュしてしまって、そのままになっていたのですが、遅ればせながらのご紹介です。
アトリエドーム主催のジュエリー展、
テーマは「祈るかたち」。私はやはり、震災のことが頭から離れず、「19867」をつくりました。
この数字は3.11の半年後の、亡くなられた方と行方不明の方々の数です。
素材に使ったのは、壊れた電卓。
シリコンの数字の部分をブローチにしました。
普段、なにげなく叩く電卓の数字・・
「1」
「9」
「8」
「6」
「7」
五桁もの数字。
この数の何倍もの哀しみがある。
けれど、私にできることは祈ることだけ。
祈りながら、つくったことを思い出しました。
新聞によると、3日現在の東日本大震災で亡くなられた方と行方不明の方々の数は
19867(2011/9/11)から19116になっていました。
数が減る理由が良いことであれば、いいのですが・・
ジュエリー展で数字はすべて売れてしまって、残ったパーツ「%」でつくったブローチ。