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模様コレクション アーカイブ

2007年06月19日

模様コレクション---1

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いつの頃からか、道すがら こんな模様を蒐めるようになりました。
とはいってもケータイで気侭に模様を切り取るだけ。

ケータイなるもの、ぜったい持ちたくない、と思っていたのですが、御多分に漏れず、仕事で必要になり仕方なく携帯するようになってしまいました。
だって、どこにいても、電話で呼び出されるなんて、、、真っ平。
と、つっばねていたのですが・・・

どうせ持つなら、カメラがついてるのがいーな、と以来、模様を採集しています。


そして、この模様は・・

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波板です。


カメラ(といってもケータイですが・・)をひいて見上げると

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工場の波板と青空。
町工場の一コマです。

この波板ですが、2〜3年前に「ウクレレとナミイタ」という面白い展示を見たことがあって、波板の写真がたくさんあったのですが、同じような対象物を撮る方がいらっしゃるのだなぁ、と感心した記憶があります。

ともあれ、波板は工場街に健在です。

2007年08月28日

模様コレクション - 2

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やわらかな光の輪が、
スロープを上がると


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視界に、
まるで、ゆっくり増殖するように入ってきます。


murano-2.JPG


そう、これは窓。
けれど、光を採り入れるためだけの窓ではなく。
外光が有機的に、そこにあるかのような。

ここに来ると、つい、カメラで光の輪を いくつか切取りってみたくなります。
(といってもケータイですが・・)

で、来る度に撮るので、これらのカットも季節と時間帯によって、色が変わっています。


旧兵庫県立近代美術館のスロープの壁面
村野藤吾
1970年


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村野藤吾著作集 同朋舎出版

ディテールについて人があまり気のつかない部分なんですが、「力」ー物理的な力の相互作用、抵抗対抵抗という力学上の表現が建築一般でしょう。このような物理的な表現をもっと軟らかなものに、力の表現をもっと心理的に救えないでしょうか。たとえば、ジョイント部分にワン・クッションおいて、お互いにぶつかり合わないで共存するようなディテールにできないだろうか。そうすれば、その建築で生活する人々の心がなごみ、人と人との心の触れ合いにもとげとげしさがなくなって平和になるのだと思います。「ディテール」昭和49年4号 談話より


この窓も光をワンクッションおいて内部に採り入れています。
村野藤吾のこの談話は旧兵庫県立近代美術館の竣工より後ではありますが勝手読み?をしてしまいました。

2008年06月24日

模様コレクション-3

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とって、たてる。

ん ?


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2009年02月19日

模様コレクション–4

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ほんとうはどんな色だったのか、あまりに寒い日だったので覚えていないのです。
ここから数歩下がると・・

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・・色が違って見えますが、
左の扉の継ぎ目、鋲と鋲の間あたり、が一枚目の写真です。

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黄色いポールは工場街のお約束事でしょうか・・

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ここにもありました。

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2009年08月20日

模様コレクション–5

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わっ、涼しげ。
と、久々に思わずカメラを手にしました。
この夏はどうも、PCに気が向かず、なかなかエントリーもできなかったのですが。

残暑お見舞い申し上げます‥


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暑い夏の、暑いお仕事。オリーブの剪定。
なにも夏にしなくていいのにね。

わんさか伐ったオリーブの枝を捨てるに忍びなくて、すこしだけ、挿してみます。
道端や庭で奔放に?育った植物は枝が暴れていて挿してもおもしろいものです。

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落とした枝についていた 未だ青い実にはそっと謝ってそっと生けておきませう‥