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2006年04月24日

黄色の誘惑



見廻せば、我が家には、黄色のものがたくさんあります。
色に惹かれて、つい、いらないものまで、購入しちゃってるのかも‥

1 これはチャイマサラの箱。岡本くみ子さんにいただきました。高円寺の「元祖仲屋むげん堂」のネパールのお茶。箱側面にはヒマラヤの写真が。さむーい冬の日には、このチャイで身体もココロも温まります。
2 この缶、結構、大きい。高さ20cmくらいかな。こんなにマスタードがあっても困りますよね。
3 バヤリースの灰皿。煙草をずいぶん前に放棄したウチでは、無用のものですが、カワイイので手放せません。
4  アペリチフRICARD
5 蜜柑に似たタンジェリンの飴、オイシイです。
6 爪のためのクリーム
7 とても大きなピクルスの瓶詰めのキャップ。
8 オレンヂのキャンディ
9  レイコクルックさんにいただいたフランスの仁丹!?

いちばんのお役立ちは6番の爪クリーム。
塗り込むと檸檬のいい香りがします。
缶は手のひらに軽く乗るサイズ。
ぜひ、試してみてください。

2007年06月13日

英国車とランチア

Lancia-2.JPG

この水色のランチアは愛書狂が密かに所有している車です。
欲張りなことに同型のシルバーグレーも !

Lancia-1.JPG

ただし、ご覧のようにミニチュアカーであります。

Lancia.JPG

Lancia aurelia B24 spider1955年モデルらしいのですが、車にあまり詳しくない私は、中古車とヴィンテージあるいはクラシックカーの線引きがどのあたりにあるのか・・よく判りません。自動車の起源については諸説あるにせよ、せいぜい150年位前、大衆車に至っては100年ほどなので、50年前のこのランチアは古典的な車になるのかなぁ・・

「古いもの」は大好きだけれど、さほど、古い車に興味がなかった私ですが、1度だけ、友人のクラシックカーに同乗させてもらったことがあります。
英国車 Railey RMB 1952 だったのですが、実際に乗ってみて、たいそう驚きました。
夜だったせいもあるのでしょうが、窓から見る街の風景が瞬時に過去に遡ってゆくようで・・・
同じ景色のはずなのに何十年かタイムスリップしたような錯覚に陥ってしまいます。

たぶん、それは車の、フロントガラスの質であったり、窓のフォルムあるいは微妙な車高であったりが影響するのだと思うのですが、街がセピアがかっていくような気がしたものです。

その時のライレーに思いがけなく誌上で再会 !

Riley.JPGGarageLife 32号より

ガレージ・ライフ夏号にライレーオーナーSさんの車とガレージが登場。
表紙も彼の車とガレージです。

GL.JPGGarageLife 32号より

クラシックカーに乗せてもらってはじめて わかったことがもうひとつ。
それは、回りの車がとても気を遣ってくれること。
彼の車がスピードをスーッと落として停まると、回りの車も追随してスーッと停車。信号なんかないのに!!
これには本当にびっくりしてしまいました。
クラシックカーが走行すると、周囲の車は倣ってくれるなんて。

GL-2.JPGGarageLife 32号より

これ↑はSさんのガレージ。
ガレージというものの、お部屋の中に車が置かれてる、というカーマニア垂涎のスペース。

ミニチュアしか持っていない愛書狂もランチアが欲しいらしいけれど、夢は まだ叶いそうにないみたい・・

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2011年09月09日

祈り

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「事始め」から更新なし、なんて、いくらなんでもひど過ぎます。
と我ながらあきれ果てるのですが、どうにもPCに触れられない日々でした。
今年はほんとうに大変なことが起きて、まだ、東北の大震災のお見舞いもできないうちに紀伊半島の台風、もうこれ以上何もきませんように、と祈るばかりです。

東北、紀伊半島のみなさまに心よりお見舞い申し上げます。


先日ふとしたことから、祖母がいたころの京都の家を思い出しました。
きっかけは「山吹」。私がまだちいさな子供の頃、玄関先にあった山吹を指して祖母が「私はこの山吹色が好きでなぁ」と話していたこと。その山吹と重なるようにグミの木があって、表戸の反対側には金木犀、中庭には無花果や椎の木、沈丁花・・などなど。今はもう見ることのできない庭や家のことが次々と浮かんできました。曖昧なようで案外はっきりとそのカタチが見える気がして。

記憶というものは厄介なこともあるけれど、現存しない家やもの、感覚さえもこうして思い起こすことができる・・
もうずいぶん前のことになりますが、うんと悲しいことが続いたときに、何故だか、今まで自分の住んだ家や部屋の間取り図を次々と描いたことがありました。
祖父の、本に埋もれた部屋。文机や書きもの机と回転椅子かあったこと。一心に机に向かう祖父の後姿までもまざまざと思い出すことができる・・
手を差し出せば届きそうな過去。
けれどたぐり寄せられない昔の日々。
懐かしくもあり、少しかなしくけれどもほんのりあたたかであまずっぱい・・


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